これから新選組を学びたい人が読むべき一冊!洋泉社MOOK「新選組」

洋泉社MOOKの「新選組」
表紙には「なぜ戦い、何を目指したのか__。」と書かれています。

正直、最初はあまり期待していませんでした(ごめんなさい)。
だって新選組を特集した書籍はたくさんあるし、
この本も厚みでいうと薄かったのでさほど内容も詰まってないだろうな…と。

 

でも、この本すごい!

 

これから新選組を学びたいという人、少し詳しくなったけどまだ深くは知らないという人!
とりあえずこの本を買ってください!!

 

 

なぜおすすめするのかというと。
「新選組ではこんな出来事がありました」というのを書いている本はたくさんありますよね。
大きな事件から小さな事件まで本によって内容の濃さは違えど。

もちろんそういった本も十分勉強になります。
ただ、新選組をある程度学んでいる人からすると「知ってるよ!」ということも多いですし、初心者からすると時代背景や人々の思惑など理解が難しい部分もありますよね。

でもこの本はそんな人たちにもぜひお勧めしたい一冊です。

 

何が違うのかというと、
「新選組ではこういう出来事があった」という形ではなく、
「なぜこの事件が起こったのか」「どうして新選組はこうしたのか」「どのようにしたのか」
という形式で書かれているんです!!

 

これ、歴史を学ぶ上でとても大切な学び方ですよね。

 

教科書では重要だとして太字や赤字で表記されるのはほどんどが"名称"ですし、
テストでも基本的には出来事や人物の名前やその出来事が起こった西暦を答えさせられますよね。
正直、戦争の名称や法律の名前よりも重要なのは「なぜそうなったのか」という過程だと思うんですけど…

まあ、理由を答えさせる記述式ばかりのテストになったらそれはそれで大変だと思うので
学校教育についての話はここまでとして(笑)、

とにかくこの本は具体的な「理由」「方法」が書かれているので
新選組の歴史を理解しやすいんです!!

 

そして何より、今までの新選組関連の歴史本とは少し違った見方で出来事を分析しています。

 

例えば新選組といえば有名な事件がありますよね。
教科書にも出てくる池田屋事件(事変)です。
(近藤勇の書簡には「池田屋事件」ではなく「洛陽動乱」と記載されていますが、ここではその話はさておき)

 

よくある歴史本では
「新選組は池田屋で長州藩士の密会に踏み込み激闘を繰り広げ、手柄を立て一躍有名になった」
というようなことが書かれているかと思います。(いや、これは簡潔すぎますが)

ところがこの洋泉社MOOK「新選組」での池田屋事件に関する見出しがこちら!!!

 

 

なぜ新選組の知名度は「池田屋事件」で高まったのか?
洋泉社MOOK新選組 


…未だかつてこういった切り口で池田屋事件を考察する媒体があったでしょうか!笑

数々の新選組本を読んできましたが、こういった見方はあまり見たことがありません。

素直に「視点が面白い!」と思いました。

 

他にも

なぜ近藤たちは浪士組に参加したのか?

なぜ新選組は旧幕府軍として戦ったのか?

新選組隊士各々の役職と肩書きの意味とは?
洋泉社MOOK新選組

 

他とは一味違う考察のオンパレード!!!

「なぜ?」「どうして?」ということが明確に書かれているので驚くほど理解しやすいんです!!


今から新選組の世界に入ろうとしているそこのあなた!
歴史は覚えられなくて苦手だったというそこのあなた!!
新選組の大きな出来事は知っているけど詳しい内容は分からないというそこのあなた!!!

 

新選組ファン歴15年以上の私が自信を持ってこの一冊をお勧め致します!!!